モーリス・ドニやアンリ・ル・シダネルのように、子供が出来たら私も自分の専門技法である油画で実子の肖像を描きたいと前々から思っていました。しかし、なんと困難な事でしょう。
木炭の粉末、揮発したテレピン油、絵の具が間違って子供の口に入れたらどうしよう。泣かれても直ぐには抱っこしてあげられない…。画面に集中する事なんてとても出来ませんでした。
世界中のほぼ全てのコミュニティで、布作りが元々女性の仕事であったのは、子供が側にいても危険が少ないからだそうです。
育児により出来なくなった事は予想以上にありましたが、それと同時に物事を今までと別の視点から見るようになり、視野も広がりました。
視野が広がれば、世界も広がります。これまでに積み重ねてきた技術や知識を土壌に、今は子育てをしながら織物とそれに関する世界を楽しんでいます。
2023年3月 記
→old
繊維や染料を採取するために、自宅のベランダで栽培した植物栽培とその後の記録です。
試しに挑戦しようと思っている方の参考になれば幸いです。
バナナ(繊維採取~糸紡ぎ) 2023
繊維採取
糸紡ぎ・織り
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